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第24回 サッカーで目立ちたいジロー
第23回 初のゴルフ体験をしたおじいちゃん
第22回 花を見に出かけたおばあちゃん
第21回 リゾートバイトのお姉ちゃん
第20回 パソコンを習い始めたお母さん
第19回 父さんの秋祭り
第18回 木根家のキャンプ ジロー編
第17回 おじいちゃんの山登り
第16回 塗り絵が好きなおばあちゃん
第15回 お姉ちゃんのフィギュアスケート
第14回 木根家の年末
第13回 父さんのゴルフ
第12回 ジローとユニフォーム
第11回 おじいちゃんのテーピング
第10回 おばあちゃんのお気に入り
第9回 ゲレンデに恋したお姉ちゃん
第8回 木根家の大掃除
第7回 大忙しのお父さん
第6回 膝を痛めたジロー
第5回 手が動かないおじいちゃん
第4回 背中の痛いおばあちゃん
第3回 歩きっぱなしのお姉ちゃん
第2回 首が回らなくなったお母さん
第1回 フライパンが持てなくなったお父さん
・・・ぼくの家は、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お姉ちゃんの6人家族です。大家族なので、今どきめずらしいと言われます。いいわねえ、とも言われます。
お姉ちゃんのバイト先は定食屋さんなんだけど、そこのオーナーさんが海外旅行に行くことになったから、急に長期のお休みになっちゃったんだって。 だから、お姉ちゃんが家でゴロゴロしてるんだけど…。
〜お昼の居間〜
お姉ちゃん:
暇。チョー暇。マジ暇。こんなに暇すぎてどうしよう。
母さん:
そんなに暇ならうちのお店を手伝ってちょうだい。
お姉ちゃん:
だってうち手伝ったって、お金にならないじゃーん。
ジロー:
お姉ちゃん、なんかお金が欲しいことでもあるの?
お姉ちゃん:
お正月バーゲンでお金使いすぎちゃったんだ。それに、もうすぐバレンタインよ。素敵なプレゼントを買うためにしっかりお金貯めなきゃ!
おじいちゃん:
でも、バレンタインといっても、あげる相手がおるのかい?
お姉ちゃん:
あー、そういうのも含めて、こんなところで暇してる場合じゃないんだよね。ん…電話?もしもーし、はい、あたしー。うん、うん、あ、行く行くー。すぐ支度するね!
ジロー:
何の電話?どこに行くの?
お姉ちゃん:
スキー場でバイトしてた先輩がぎっくり腰になっちゃって、緊急で代わりを探してるんだって。だから行ってくる!
おじいちゃん:
急に大丈夫なのかい?
お姉ちゃん:
スキー場内のレストランでのバイトだから、やることはいつもと同じウエイトレスだから大丈夫!期間も一週間だしね。
ジロー:
そうなんだ、がんばってねー。
お姉ちゃん:
もちろん!リゾートバイトは時給もいいから魅力的よね。
父さん:
こらこら待ちなさい、なに勝手言ってるんだ。
ジロー:
あ、父さん。
父さん:
そんな知らないところに一人で行ったら危ないだろう。父さんは認めないぞ。
おばあちゃん:
まぁまぁ。「かわいい子には旅をさせろ」ですよ。毎日ちゃんと連絡を入れるようにさせて、行かせてあげたらどうですか?
父さん:
いやぁ、しかし…。
母さん:
家にいてもごろごろしてるだけですから、行かせたほうがいいですよ。
父さん:
母さんもそう言うなら…。
お姉ちゃん:
やったー、ありがとう。おみやげ買ってくるからね!
ジロー:
気をつけて行ってきてね、お姉ちゃん。
お姉ちゃん:
うん!リゾートバイトは恋物語も多いから楽しみだわー。じゃ、急いで支度して出かけるね!
〜1週間後〜
お姉ちゃん:
ただいま〜。
母さん:
おかえりなさい。どうしたの、疲れた顔して?
お姉ちゃん:
超信じられないほど大変だったー。
母さん:
まぁ楽してお金はもらえないと言うことよ。よく分かったでしょ。
お姉ちゃん:
膝とかチョー痛い。もうたまんないー。
おばあちゃん:
やれやれ、それじゃ膝にテーピングをしてあげようかね。
お姉ちゃん:
わー、すっごいー。なんか膝曲げるとチョー痛かったのに楽になった!
おばあちゃん:
膝の筋肉をサポートするからね。それにしてもリゾートバイトっていうのは大変なんだねえ。
母さん:
かっこつけて薄着でもしていたんでしょ?まったくスキー場は寒いっていうのに…。
お姉ちゃん:
大丈夫だったもん。スキー場のレストランは暖房ガンガンだから薄着なくらいがちょうどいいのよ!ウエイトレスの制服は可愛かったし、食事はおいしかったし、時給も良かったし、いいバイトだったなー。
ジロー:
それでなんで膝まで痛くなるほど大変だったの?
お姉ちゃん:
えへへ、バイトの後、スノボやってたんだけど、それがあんまりにおもしろかったからさ。バイトの休み時間もほとんど休まずスノボしていたから、それで痛いんだ。
母さん:
呆れた。それじゃ、大変だったって遊ぶのに大変だっただけじゃない。
おじいちゃん:
まぁまぁ、よく働きよく遊ぶのはいいことじゃよ。飽きっぽいお姉ちゃんが今年もまたスノボをやってるのだから、それも進歩じゃろう。
お姉ちゃん:
おじいちゃん、いいこと言うね!それじゃあたし荷物の整理とかしてくるね。
ジロー:
あ、荷物からなんか落ちたよ、お姉ちゃん。
父さん:
おおーい、携帯電話を落としたぞ。む、んん?これはなんだ!?
おばあちゃん:
おやプリクラだねえ。誰だい、この一緒に写ってる男の人は。
お姉ちゃん:
えへへ、その人ね、一緒にスノボをした人なの。いいでしょ、そのプリクラ。そこのスキー場の限定ものなんだよ!
おじいちゃん:
お姉ちゃんが今年もスノボをやったのはこのためじゃったのか。
お姉ちゃん:
あったりー!実はね連絡先も交換したんだ〜。彼もこっちの方に住んでるんだって。これってもう運命だよね!メール来るの楽しみなんだー。
父さん:
ちょ、ちょっと待ちなさい!そんなどこの誰とも知れない人間と連絡先を交換するなんて、父さんは許さないぞ!
お姉ちゃん:
許さないって言われても、もうしちゃったもんー。
おばあちゃん:
やれやれ、本当にリゾートの恋とやらをしてくるとはびっくりだねぇ。
ジロー:
なんだかドラマみたいだね!
本当にリゾートバイトで恋を見つけてきちゃったお姉ちゃん。今度こそお姉ちゃんに春が来る?
ところでお姉ちゃん、パソコン教室の先生とは…?
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